エコライフめぐろ推進協会のホームページもあります。
http://park15.wakwak.com/~meguro.3r/index.html

☆ホームページでは、不用品情報(毎日更新)がご覧いただけます。

2013年3月17日日曜日

田道広場公園でフリーマーケットを開催いたしました

お天気に恵まれ、3月9日(土)にフリーマーケットを開催いたしました。
まるで初夏の陽気で、沢山のお客様でにぎわいました。

家庭からでた不用なものを譲るためのフリマなので
衣料や雑貨を中心に、子どもの自転車までもが出品されていました。

フリマに出された品物達も、
またどこかで役立っていることでしょう!
出店者の皆さまお疲れ様でした。









古着のゆくえを勉強してきました

エコプラザでは、区民の皆さまのご家庭からでた古着の
拠点回収をおこなっています。

回収された古着がどのように分けられ
使われているのかを勉強するために、
蕨市までに見学に行ってきました。

エコプラザの古着を回収をしている業者ではないのですが、
ご協力いただいたのは㈲石川正利商店です。



回収された古着が資源として市場に出るまでの過程を
さあ、皆さんも一緒に、お勉強しましょう!

  
集まった古着をご覧ください。
ここには少ない時でも1カ月に10トン、多い時には何と200トン(!)の
古着が集まります。
しかし、季節により量にばらつきがあるため、一旦倉庫にストックし、
順次、作業場に運んできます。

集まった古着
  袋を開けて利用できないもの(禁忌品)を除き、素材別に手作業で
仕分け、それを用途ごとに固めて出荷していくのが作業場の主な仕事です。
ベルトコンベアーに載って次々に運ばれる古着を
手触りと見た目で瞬時に素材を見分け、分類します。
 
あっと言う間に仕分けされて、用途別に箱に入れられます。
まさに熟練の技です。
 

白いメリヤスは工場のウエス(雑巾)に使います。

まだ服として着られるものは、
体系が日本人に似ている東南アジアに輸出されます。

化繊は反毛(はんもう)してカーペットの裏地や
軍手の材料などに使われます。
*衣類を包んでいるのは蒲団布などの大きな布。

可愛いけれど、ぬいぐるみは禁忌品!!
皆さんが古着と一緒に回収に出すと、このあと廃棄されます。

石川商店に集まった古着の1%は
日本でもまだ商品になるので、直接販売しています。

今度こそ、しっかり着てもらってね!
本当は購入した人の手で最後まで使い切れればいいのですが
なかなかそこまで出来ませんね。

最近は海外の工場にも日本からの古着が流出していますが、
全て使われているのかは、解からないそうです。
捨てられず、活用されていることを祈ります。

お買い物をするときに、「この服が最後はどうなるのか」
消費者も考えて買い物していきましょう。

2013年3月16日土曜日

『江戸の食を学び、おいしい江戸ごはんを作って楽しもう!」を開催しました

3月6日(水)「江戸のエコ暮らしから学ぶ、人生の楽しみ方」の3回目を
開催しました。
3回目は江原絢子氏(東京家政学院大学名誉教授)を講師に招き、
江戸の食についてのお話と調理実習をおこないました。


講師の、江原 絢子 氏

江戸時代も後期になると、材料別や料理屋向けなど、
様々な料理書が広く出版されるようになり、
江戸時代の食の様子を理解する手助けとなっているようです。

こちらは、「豆腐百珍」という江戸時代の料理書。
豆腐を使った料理ばかりの本です。


挿絵は、田楽を作っているところだそうです。

お話のあとは、いよいよ調理実習です。
今日のメニューは、庶民が年80日ほどある、特別な日(ハレの日)
の食事を再現したものです。
『こしょう飯』『豆腐のすり流し汁』『鹿煎(ししに)』『もみ大根』『かすてらいも』
の5品を調理しました。


さつまいもは皮ごとすりおろしておきます。


豆腐はお玉を使ってつぶし、片栗粉を混ぜておきます。


鹿煮です。鹿肉の代わりに、鶏肉を使います。
お酒・醤油・みりん・水に、ニンニクと唐辛子
が入っています。


これは何だかわかりますか? 立派な大根の葉っぱです。
最近ではあまりお目にかかれなくなっています。

調理実習の様子
こちらが、完成したものです♪
一品ずつご紹介します!!

粒こしょうを潰して乗せ、だし汁をかけた
「こしょう飯」
豆腐をつぶしていれたお味噌汁、
「豆腐のすり流し汁」、練りからしを添えて
いただきます
鶏肉とごぼうを煮た『鹿煎』
ニンニクの香りと大根おろしが食欲をそそります。
塩もみした大根をすりごま・お酢・西京みそであえた
『もみ大根』
皮ごとすりおろしたサツマイモに、片栗粉・卵・砂糖をいれて
焼いた『かすてらいも』

どれも素材の味がしっかりし、味付けもバリエーションに富んでいて美味しく
いただけました。
野菜類はどれも皮ごと使っているので、ごみも出さず栄養満点で一石二鳥。
江戸時代に、胡椒やニンニクを使っていたことも以外でしたが、味噌や胡麻など
をうまく使って風味豊かに仕上げているのも印象的でした。

エコライフのお手本と云われる江戸の暮らし。それがとても身近になった講座でした。

2013年3月1日金曜日

エコライフめぐろ推進協会 活動報告会&交流会

2月23日(土)目黒エコプラザで、活動団体報告会&交流会を開催しました。

恒例のこの催しは、その年、当協会がどのような団体と協働してきたかを皆さんに知っていただくためのものです。
活動報告会の様子


第一部は『環境配慮活動団体助成対象事業の報告』

   地域の環境団体を応援するために新設された助成制度を使って、
 活躍した5団体から報告がありました。

 ・MISC(目黒インテリア ショップス コミュニティ)・・・杉野学園の協力で、
  被災地気仙沼に共に活きるReuse事業を起こしました。                                          
 ・中町東町会・・・ 「エコ布ぞうりの講習会」でごみを減すことを学びました。
 
 ・目黒清掃工場と周辺をよくする会・・・「ごみと資源の学習(2回)」を企画し、
   地域の環境を改善する呼びかけをしました。

 ・めぐろと生きる水の会・・・・ 区内の湧水を定点調査し、自然と水の関係を
  区民に伝える活動を続けながら、紙芝居「わき水と木のうた」を作りました。

 ・めぐろECOJOY倶楽部・・・・食と自然を核とした体験型環境講座や
  エコ・クッキング講座を提供し、区民が環境活動に興味を持つ場を持ちました。               
  
  どれも楽しく、「これからも頑張ってください!」とエールを送りたくなる内容でした。

まずは、MISC。
この活動で商品になったmy bagなどの小物はMISCのお店で購入できます


第一部に続いては、交流会です。
   
 


めぐろECOJOY倶楽部が有機野菜を使って
調理した美味しい軽食を楽しみながら、
交流の輪ができました♪



メニューは白菜のスープ、冬菜とエビのサンドイッチ、ルバーブケーキ
  




















第二部は今年度講座などで協力くださった団体からの報告です。



「わくわく探険隊」にワークショップで参加した
東京大学のサークル「環境三四郎」

・平町エコプラザの「何でも作り隊」で活動している『もめんむすび』
・目黒エコプラザで、ソーラークッカー等の講座を開いた『キッズエコ教育研究会』


こちらは「もめんむすび」。衣の循環を目指す団体です。
和綿を通したNPO法人ザ・ピープルとの交流から、
目黒でも綿を育てましょうと提案されました。

今回は、8団体の報告と盛り沢山の内容でした。
 最後に、もめんむすびから報告された
いわきオーガニックコットンプロジェクトの綿でできた「コットンベイブ(※1)」をお土産に
プレゼントし、散会となりました。

参加してくださった皆様。ありがとうございました。



※1 いわきの被災地で生まれたオーガニックコットンの綿花で作られた人形です。この種を日本中でみなさんと共に育て、秋に収穫した綿花で、オーガニックのTシャツを作るというプロジェクトも目下、進行中。 ⇒ザ・ピープルhttp://www.iwaki-j.com/people/